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2014年03月03日

不妊の原因

不妊の定義は「健康な夫婦が避妊をしていないにもかかわらず、二年間妊娠しない状態」の場合をいいます。

子どもが欲しいと願いながらも恵まれないカップルは年々増加し、日本では10組に1組とも言われています。
不妊の原因は、女性側の問題と男性側の問題が約半分ずつを占めています。


◎女性不妊


・子宮筋腫

子宮筋腫とは、子宮を構成する筋肉由来の良性腫瘍のことをいいます。
不妊の原因となりやすいのは、子宮の内側に向かって発生する場合や、子宮が変形するほど大きくなる場合です。
卵管を圧迫し、精子が卵巣に進入できなくなり不妊症になる場合もあります。


子宮内膜症

子宮内膜症になると、激しい生理痛や不正出血、生理の時以外にも腹痛や腰痛があったり、性交痛といった症状が現れ、進行すると
不妊の原因にもなります。

子宮内膜と同じ組織が、子宮以外の場所にできる病気です。

卵巣チョコレート嚢胞があったり、卵管の癒着などで卵巣から子宮への通路がふさがれ、
不妊になる場合は、それを取り除く治療が必要となります。


・脳下垂体のトラブル

排卵障害の原因で一番多いのは、ホルモン異常による場合です。
卵胞自体は発育していても、性腺刺激ホルモンの放出障害のために成熟卵胞になる前に発育が止まり、
排卵が起きないことによる不妊です。


・高プロラクチン血症

プロラクチンとは、乳汁を出すためのホルモンのことをいいます。。
数値が高くなると、体が妊娠した状態に近くなり、排卵や着床が妨害され不妊となります。
妊娠していないにも関わらず母乳が出る場合は、高プロラクチン血症の可能性も考えられます。

排卵障害の原因の10〜20%を占めると言われています。


・抗精子抗体


抗体は本来病原菌などの異物を排除するために作られているのですが、精子を標的とした抗体が体の中にできてしまうことがあります。
そうなると精子が子宮の入り口から入って行けなくなり、あるいは精子が入ってきても卵管にたどり着けなくなってしまったりします。

病原菌が体内に侵入しようとすると、それをシャットアウトするための抗体ができ、妊娠を困難にして不妊症にしてしまいます。


・子宮頚管炎

子宮頚管は、排卵前になると粘液を分泌し、精子の進入を促します。

しかし、クラミジアなどによる炎症や、タンポンの入れ忘れによる細菌、分娩や妊娠中絶時にできた傷など原因は色々ありますが、
膣炎が起こり、菌が子宮頸管までのぼってきて炎症を起こすことが多くみられます。

慢性化することもあり、妊娠しにくくなることケースもあります。



・子宮腺筋症

子宮内膜症の一種で、子宮内膜症が子宮の筋層の中に、広がった状態をいいます。
強い生理痛が特徴で、子宮の内側にある腺組織が、子宮の筋肉の中に発生し不妊を引き起こします。


・卵管の炎症

クラミジアや細菌や淋菌なの性病により炎症を起こすと、卵管が癒着して不妊の原因となります。
特に、クラミジアはほとんど自覚症状がないので注意が必要です。


・子宮奇形

先天的なもので子宮の形が正常でないことをいいます。
いくつかの種類があり、必ずしも不妊を招くものではありませんが、子宮内膜の発育が悪くなると妊娠しにくく不妊となります。

また、妊娠しても子宮が大きくならない場合は、流産の原因になることがあります。


・子宮腔癒着症(アッシャーマン症候群)

子宮に問題を起こして、子宮内壁画上と下で癒着を起こしてしまった状態をいいます。
原因は人工妊娠中絶時や流産などの手術で、過度な操作の結果、子宮内膜が傷を負ったことで、
内壁が癒着する事で起こることが多いとされています。

妊娠しても子宮の伸縮が悪くなり、流産してしまうケースもあります。


・卵巣機能低下(若年性更年期障害) 

色々な原因によりホルモン分泌が一時的に低下し、卵巣の働きがスムーズに行われない状態をいいます。
卵子の元になる原始卵胞の数が少ないと妊娠できるような元気な卵子を排卵することはできません。



・卵巣嚢腫

卵巣に液状の成分(水とは限りません)が溜まってしまい、腫れて痛みを伴う状態もありますが、
一般的に卵管嚢腫はほとんどが痛みはなく、腫れているだけの状態が多いようです。
通常の卵巣の大きさは2〜3cmほどですが、握りこぶし大くらいに膨れ上がる場合もあります。

卵子を卵管に取り込めない、子宮へ運ぶことができない場合は、不妊の原因となります。


・多嚢胞卵巣症候群

卵胞が卵巣の中にたくさんでき、ある程度の大きさにはなるのですが、排卵がおこりにくくなり、月経不順や無月経なる場合があります。
多嚢胞性卵巣の7割の女性は排卵に問題をおこすため、 不妊症になる可能性が高くなります



・骨盤腹膜炎

細菌やクラミジアによる炎症が、子宮、卵管を経て骨盤腹膜に達することにより、下腹腔内に膿が溜まってしまいます。
慢性化すると周囲臓器と癒着し、不妊の原因となります。


・不育症

受精しいったんは、着床したものの、ごく初期に流れてしまい、
流産や死産を繰り返し生児を得ることができない病態や症候群のことをいいます。


・習慣性流産

連続して3回以上の流産があると習慣性流産といいます。
流産は全妊娠の10-15%くらい起こるといわれており、多くは染色体異常などの受精卵-胎児側の原因によるとされています。


・加齢による妊孕性(子供を作る能力)低下

女性の年齢と妊娠には密接な関係があり、女性が年齢を重ねれば重ねるほど、妊娠しにくくなります。
また加齢とともに、卵子は少なくなり、その質も低下してしまいます。




◎男性不妊


男性不妊の障害は「造精機能障害」「精路通過障害」「性行為障害」の3つに分けられます。
精子の問題は、最近になって多く見受けられるようになりました。

程度の軽いものも含めると、5人に1人が何らかの精子障害を持っているようです。
その原因は色々と考えられますが、栄養の偏った食生活による精子の減少、環境ホルモンや仕事などによる
心理的ストレスによることが多いようです。


<造精機能障害>


・無精子症

精液中に精子が一匹もいない状態をいいます。
主な原因としては、睾丸が精子を正常に作ることが出来ない、正常に作られていても
精子を運ぶ精管が詰まっている場合などが上げられます。
精巣や精巣上体に精子が存在すれば顕微授精を行うことができます。

・精子減少症
精子減少症とは、精子の数が正常値より少ない状態です。
精液1ml中に精子の数が2000万匹未満の場合が、精子減少症にあたります。

・乏精子症

精子の数が少ない状態をいいます。
精液1ml中に精子の数が1000万匹未満の場合が、乏精子症といいます。


・精子無力症

精子の運動率が50パーセント未満の場合をいいます。
精子がまったく動いていない場合には 精子不動症 といいます。
経過や状態により人工授精、あるいは体外受精、顕微授精を行います。


・精子奇形症

精液の中に奇形の精子が多い状態をいいます。
(精子の正常形態率が、30パーセント未満の場合など)
正常な精子を選び体外受精、あるいは顕微授精をおこないます。



<精路通過障害>



・閉塞性無精子症

精管の一部が欠けたり、極端に狭くなっているため、精子が精管を通過できず、無精子症になっている状態のことを言います。

・精巣上体炎

結核や性行為による感染などによって精巣上体炎(副こう丸炎)を起こし、精管をふさいでしまっている状態をいいます。


・逆行性射精

精子を射精するときに精液が正常に流れず、膀胱へ射精されてしまう状態をいいます。




<性行為障害>



・射精障害

性器の異常。器質的に不可能な状態。




子宮内膜症の症状と治療法


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