スポンサードリンク

2014年03月02日

不妊治療法

不妊治療とひとくちに言ってもたくさんの方法があります。
信頼できる先生やパートナーとよく相談して、自分にあった治療法を選択しましょう。


◎不妊の治療法



・タイミング法

タイミング法とは基礎体温などにより排卵日を予想し、排卵のタイミングにあわせて性行為を行う方法をいいます。
病院では排卵日前後の頚管粘液(おりもの)をチェックしたり、卵胞の大きさなどをみてタイミングを指導します。

病院からのタイミング指導ではなく、自分で基礎体温や排卵日検査薬などで、タイミングを合わせる方もたくさんいますが、
やはり粘液(おりもの)の状態や卵胞の大きさ、血中のホルモン値など総合的に病院で診てもらうことをおすすめします。

薬物や外科的手段を用いないので、母体への負担も金銭的負担も少なくてすみます。



・排卵誘発

黄体機能不全や卵管の状態などにより、排卵が起こらなかったり排卵の状態がよくない場合、排卵を促す薬を使いることがあります。
飲み薬と注射があり、飲み薬はクロミッドと呼ばれる錠剤が主流になります。
初めて排卵誘発する場合は、飲み薬から始める場合が多いようです。
生理5日目から5日間程度服用します。

注射の場合は、クロミッドよりも強い薬が多く、生理5〜7日目頃から一日おきくらいにhmg(卵胞を大きくする注射)を打ち、
その後排卵を促すhcgを打つのが一般的ですが、hcgのみの場合もありますし治療方法は人によって違います。

まれに卵巣が腫れたり(OHSS)三つ子や四つ子など多胎妊娠がおこることがあります。



○人工授精(AIH)

人工授精とは排卵日にあわせて精子を採取し、人工的に子宮の中へ精子をおくる方法をいいます。
タイミング法で妊娠にいたらない場合のステップアップにAIHをされる方が多いです。

頚管粘液(おりもの)の状態がよくなく、精子の運動率が低い場合や子宮内にうまく精子をとりこめない方など有効です。
タイミングと同じく、きちんと排卵日を予測し精子を注入しないと効果はありません。

妊娠する確率は10%程度です。
精子をおくるときに、運動率のいい精子だけを集め濃縮させ洗浄するバーコール法が主流になります。
痛みも少なく費用もあまりかかりませんが、回数を重ねる度に妊娠の確率は低下します。
その為10回以内を目安に次のステップ(体外授精)を考えます。
 
排卵誘発剤による治療法HMG、FSH、HCG、クロミフェンなどを服用または注射し、排卵を促します。
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)、多胎などの副作用があります。




○高度生殖医療(ART)

※ARTには、体外受精-胚移植、顕微授精、凍結胚移植などの治療が含まれています。

・体外受精-胚移植(IVF-ET)

AIH後のステップアップや、卵管機能がよくない場合、精子に問題がる場合に体外受精を行います。
卵子をとりだして受精させ、受精卵を子宮に戻す方法をいいます。
精子およそ10万匹と卵子1個をかけあわせます。

いったん卵子を体外に取り出し、シャーレの中で精子と一緒にして受精を待ち、受精した受精卵を子宮に戻します。

現在では、卵管障害以外の不妊症にも応用され、妊娠が難しかった精液所見不良、
抗精子抗体陽性、機能性不妊、高齢女性や人工授精を何回施行しても妊娠に至らなかった人たちの妊娠率を高めています。

・顕微受精

顕微受精では、一匹の精子を1個の卵子につきさして受精させます。

精子の運動率が低いため、人工授精や体外受精で受精することが難しい場合や、極端に精子数が少ない場合、
または精子に透明帯を通過する能力がなかったり、卵子と融合する能力を持たない場合は、
卵の細胞質内に1個の精子を、直接注入します。

精液の所見だけではなく、何度か体外受精を試みても受精率が悪いといった場合にも適応となります。

妊娠率は平均で25%、医療費は保険がきかない為20万〜60万程度かかります。
注射の種類や回数によって金額は変わってきます。

一般不妊治療と比較すると妊娠率は高くなります。




〜体外受精の流れ〜


1. 排卵誘発

排卵誘発剤で直接卵巣を刺激して卵の数を増やす。

2. 卵子、精子の採集

採卵 → 超音波で確認しながら卵胞から卵子を取り出す。
     注射針を卵巣に刺して卵を採取する。

採精 → 採卵の当日にご自宅もしくはクリニックの(採精室)にて精子を採集する。
     または凍結保存精子による人工授精法


3. 受精・培養・分割

培養容器内で卵子と精子を受精させて培養し、受精卵をつくります。
この受精卵の状態によって妊娠率がかわってくると言われています。

顕微受精の場合はここで受精を人の手を介して行う。


4. 胚移植

受精卵が順調に分割したら再び女性の子宮に戻します。
余った胚は凍結保存することもあります。


5. 妊娠判定:早ければ2週間〜1カ月後に検査を行う。



※妊娠していなければ、再び月経周期に合わせて凍結保存した胚(受精卵)を移植します。
胚の移植数は原則1個。多くても2個までとなります。





| 不妊治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。